岡山県津山市の産婦人科|福田産婦人科

Q and A
岡山県津山市産婦人科
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Q&A

勤務医時代の経験からです。大学や総合病院に務めていると、開業されている先生や病院で管理できなくなった重症な妊婦さんが送ってこられます。その中には、妊娠中の体重管理が大切であると思われることが多々あったからです(妊娠35週で突然の子宮内胎児死亡そして母親が糖尿病 昏睡に落ちいった症例、肥満による微弱陣痛と産道通過障害に依る帝王切開・吸引・鉗子分娩などの難産に遭遇等々)。
糖尿病肥満 も妊婦・赤ちゃんにとってリスクを高くする因子となります。
お産は出来れば経腟分娩が望ましく、そして自然に楽にお産ができるようになりたいものです。その為には体重管理がどうしても必要な場合があるのです。
妊娠中に太ることを避けるためには、食事を極端に制限しなければならないのではと思っている方もおられますが、それは誤った考えです。妊娠中は胎児(赤ちゃん)の発育の為に栄養バランスを考えた適正な1日3食の食事を十分に取る必要があるのです。ところが、食事でも例えばファーストフードや菓子パン(クロワッサンなど)をよく食べる人は摂取カロリーが多くなり過ぎて適正な食事を摂っているとはいえないこともあります。また、果物、お菓子(昔、大福餅を毎日食べて53kgから100kgになった妊婦さんを経験しています)の摂りすぎも問題になります。またこれらを摂取したいためにカロリーを減らそうと本来とらなければならない食事を制限すると胎児の発育に影響が出てくることがあります。里帰りをされる方でも気をつけなければならないことがあります。久しぶりに会えた娘さんに美味しいものを食べさせてあげたいと思うのは当然の親心です。そこでつい食べ過ぎて太り過ぎてしまうのです。妊娠37週以降に胎児は巨大児になり易いともいわれています。最後にもう一度、過度の食事制限、ダイエットは必要ありません。間食などは控え、食事を栄養バランス良く考えて適正に摂ってください。そうすればそんなに体重管理で悩むことは無く安心してお産にのぞめると思います。
赤ちゃんの安全と安産ができるようにと指導に力が入りますがどうかご理解ください。

母児同室ですか?

母児異室になっています。赤ちゃんへの感染予防が、第一の理由です。最近、少しくらいの病気なら(微熱があるとか、セキがでるとか)お見舞いに来られる方を見受けます。例えばインフルエンザ、麻疹の流行の騒ぎを思い浮かべてみてください。赤ちゃんに感染してから後悔しても遅いのです。感染は、赤ちゃんにとって大変なことなのです。母児同室にするためには、外部から隔離して面会を謝絶する事が必要になってきます。
赤ちゃんは新生児室の窓越しに面会できます。さらに、家族の方には自宅で赤ちゃんの様子を見ることができます。

授乳は、どのようになっていますか?

授乳室で授乳していただいております。母児異室ですので、授乳のとき以外は、十分体を休める事ができます。赤ちゃんの授乳には必ず声を掛けますので、ご安心下さい。身体が休まっている分、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむことができます。
また、授乳室で一緒になった方と色々お話に花が咲き、育児のことなど相談したりして、退院後もお友達として交流されているようです。核家族のため身近に相談できる人がいない場合など、この『おっぱい仲間』の交流がお母さん方の心の支えになるのではないでしょうか。

入院期間は?

産後日間入院なっています(ただし、医師の許可があれば早めに退院することも可能です)。臍帯(へそのを)の脱落とその処置、授乳、沐浴等の指導を十分に受けていただき、自宅に戻ってから困らないようにとの考えです。短期間では、特に初産婦の方には多少大変な面もあるようです。
また、入院中の7日間は、赤ちゃんの黄疸のチェックを毎日行っております。これは核黄疸の予防のためです。7日間ゆっくりと十分からだを休める事により、産褥の体力の回復、子宮の戻りもよく、薬を用いる事は、ほとんどありません。産後7日間の経験則には、先人の知恵がこめられているようです。

乳房マッサージは?

乳房の緊満・乳腺の開通状況など、毎日様子を見ながら状態に合ったお手入れをしています。
赤ちゃんにとっては、やはり母乳が一番ですので、できるだけ母乳をとの思いでお手伝いさせて頂いています。それでも母乳がしっかり出るまでには時間を要しますし、母乳だけでは足りない赤ちゃんもいます。そのようなときは、お母さんの体調・乳房の状態・ご希望など相談しながらミルクも足しています。

食事は?

創立以来『入院中の楽しみは食事である』という考えで、旬の食材を使い母乳がよく出るように食事を作ってまいりました。心のこもった 家庭料理が基本です。毎日が楽しみな食事を心がけています。

立会い出産は可能ですか?

ご希望があれば可能です。立会い出産はお産に関する正しい知識が必要になるので、母親教室への参加をおすすめします。